●「奨学金」を使った経験、ありますか?
ある・・・・・・・・・9
ない・・・・・・・・・16
よく知らない・・・・・2
独立行政法人日本学生支援機構が発表した平成15年度の事業報告書によると奨学金の貸与実績(日本育英会当時)は、約84万4千人。そのうち新規貸与者は33万9千人でした。
大学進学者に対する貸与者数は約21万人。大学入学者(短大含む)が約70万人とすると割合は30%。また、国民金融公庫の調査では、奨学金を利用している世帯は、全体の33.6%でした。これらと比べると、アンケートの結果は少し割合が高いのかもしれませんね。
日本学生支援機構の奨学金制度には、通常の奨学金申請とは別に、失職、破産、病気、死亡、風水害などで、家計が急変し、奨学金が必要になったときに、比較的緩やかな条件で貸与が認められる制度があります。平成15年度は1万1千人が利用しました。
今年は台風の被害も多く、大きな地震もありました。リストラもまだ続いていますし、大幅なボーナスカットを報道されている企業もありますから、この制度を利用する人が増えるかもしれません。
親が教育ローンを組むのではなく、進学する子ども自身が自分でお金を借りるほうが、教育的配慮からも望ましいし、親の老後生活を考えた場合も、それから金利の点(現在、国の教育ローンは1.65%、有利息の奨学金は0.7%)からみても、良いのではないでしょうか。
日本学生支援機構以外にも自治体の奨学金や大学独自の制度もあります。条件はそれぞれ違いますが、もっと利用しても良い制度だと、個人的に思います。
ちなみに私は、今から30年も前、高校と大学で日本育英会(当時)の奨学金を利用していました。
特に大学に進学するにあたっては、高校卒業後、働いてそれなりに学費をためましたが、奨学金が使えなければ、大学には通い続けることはできなかったでしょう。ちょっと大げさですが、今の私があるのも、この制度のおかげだといえると思います。
奨学金を完済したのは30歳も半ばになってのことでした。