●長期金利はどうなると思う?
小康状態が続く・・・・・・・・17
更に上昇する・・・・・・・・・17
わからない・・・・・2
日本はバブル崩壊後、経済を立て直すために大量の国債を発行してきました。この政策は、金利の上昇をもたらし経済を停滞へと導いてしまう恐れがあったのです。
しかし、長期金利は低水準が続き国債価格の暴落という現象も起きていません。何故でしょう?
日本特有の事情として、(1)財政赤字を抱えながらも大幅な経常黒字を保持、(2)株式市場の長期低迷により資金が債券に流れざるを得ない、(3)対外債務をあまり大きく抱えていない、(4)国債を保有する海外投資家が少ない、という点があり、これらの要因が折り重なって日本の経済が破綻せずに済んでいるということが言えそうです。
今後も国債に依存した金融政策に頼らざるを得ないことや、近年急成長を遂げている中国からの安価な輸入品の増加による経常黒字の減少など、まさに日本という国は薄氷を踏むように経済の舵取りをしていかなければならないのです。
日本の国債依存度はすでに危険領域に入ったという見方もあり、経済成長と財政の建て直しが急務なことは言うまでもありません。当面、長期金利の水準は小康状態にあり急激な高騰の可能性は少ないと思いますが、もし氷が割れたその時、金利の高騰は避けられないでしょうね。