●株式好調。景気は本格回復だと思う?
思う・・・・・・・・6
思わない・・・・・・・46
わからないし・・・・・・・4
大変難しい質問ですが、私としては、次に述べること等から景気は本格回復中ではないかと考えています。
1.わが国経済は現在バブル期の調整を終え再び(ゆっくりとではあるが)上昇に転じております。たとえばわが国の国富(国全体の正味資産)は2004年末までに、バブル崩壊後25%ほど減少したが2005年末から上昇に転じる見込みであります。
また、現時点の旺盛な設備投資、堅調な個人消費、順調な輸出に支えられ(原油などの輸入が増加はしているものの)本年度の実質経済成長率は2%前後、明年度も1%台後半程度は達成するものと見られています。
2.では今後こうした流れは続くのでしょうか。2005年4月経済財政諮問会議より発表された「21世紀ビジョン」によればわが国経済は2030年ごろまで、実質経済成長率1%台後半(現在の日本経済の成長スピードとほぼ同じ)で成長するものと見込まれております。中国、インドなどの高成長、わが国製造業の対外競争力などを考えれば十分達成可能な見込みといえるのではないでしょうか。
すなわち、中国、インドは本年も年率8%を上回る経済成長を遂げており、今後も景気の大きな波はあるものの引き続き高水準の成長が見込まれております。わが国の大企業の利益は、大雑把に言ってその3割以上(輸出分の利益を含めればそれ以上)が海外からであることから考えても、こうした好調な海外景気はわが国経済にとって大変な追風となると思われます。またわが国製造業の対外競争力についても、たとえばトヨタ自動車など日本の自動車産業の躍進などから十分お分かりになっていることだと思います。