●退職金!もらったらどうする?
投資資金・・・・・・・・10
全額貯金・・・・・・・・・9
生活費・ローンの返済・・・4
今年から、いよいよ団塊の世代がリタイアしてきます。その多くの方々が多額の退職金を受け取るわけです。労務行政研究所の「退職金・年金事情」(2005年版)の資料によれば、わが国の平均的な退職金は約2,500万円となっています。まとまったお金を手にすると、誰でもこれを減らさないで何とか増やしたいと考えるものです。昨今の個人相談でも、このような相談が多くなりました。
最近では、貯蓄から投資へのムードで金融機関が多種多様な商品を取り揃えて勧誘しています。預金金利の低い今の時代では、銀行に預けておくより、もっと有利な方法はと考えてしまうのは当然です。
しかし、これから迎える老後生活設計を考えると、もっと慎重に考えるべきです。退職後も健康保険料、固定資産税、住民税などの税金、その他の費用が意外とかかってきますから、これからのライフプランをしっかり考えて、老後の収支見直しをすることが必要となります。それから、お金の使い方を「生活資金の取崩分」、「趣味や旅行などの楽しみに使う分」、「緊急予備資金」などに区分した、目的別の貯蓄計画を優先します。それでも余裕資金があれば、安全第一を考えた、分散投資(金額分散、時間分散)を行なって運用することが大切です。さまざまな金融商品がありますが、ご自身が理解できないような金融商品は避けるべきです。それこそファイナンシャル・プランナーに相談するのが一番懸命な方法です。